催眠や瞑想により自己改善が出来る原理

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催眠や瞑想により自己改善が出来る原理

催眠療法と瞑想法

催眠や瞑想により自己改善が出来る原理

脳の可塑性や、デフォルトモードネットワークの動作を軽減することにより、催眠瞑想により自己改善能力開発が出来ることが分かっています。
催眠や瞑想についての研究は、磁場と電波とコンピュータで画像を作るMRIの進歩によって加速されました。

MRI

MRI

 

脳の可塑性

筋トレを続けていくと、筋繊維が太くなります。

同様に、催眠療法や瞑想法を続けていくと、脳に変化が起きます。
これを脳の可塑性と言います。脳トレです。

 

1,脳梁

脳梁

催眠療法や瞑想法を続けていくと、
右脳と左脳を繋げている「脳梁」の断面積が広がります。
脳は、左右でやり取りをしながら情報処理をしているので、
脳梁の断面積が広がることは、脳の働きが良くなるのです。

 

2,海馬

海馬

催眠療法や瞑想法を続けていくと、
記憶を保存したり、取り出したりしている「海馬」の体積が増えます。
そこで、記憶力が良くなります。

 

3,扁桃体

扁桃体

催眠療法や瞑想法を続けていくと、
感情を司っている「扁桃体」の体積が減ります。
感情の揺れが少なくなり、あたふた動じなくなります。
瞑想をすると喜怒哀楽は豊かになりますが、スッと平常心に戻れます。

 

4,言語野

左脳の言語野

催眠療法や瞑想法を続けていくと、
言葉を理解したり喋ったりする「言語野」の体積が増えます。
周りとのコミュニケーションが上手になり、様々な閃きが多くなります。

 

 

脳の疲弊を防ぎ、集中力アップ

雑念を流すことにより脳の機能を上げる

動物は、これまでの経験から、これから起こる危険を回避するために
ほーっとしているときに、過去を振り返り、どうすれば良いかの思いを巡らせています。
この時働いている脳の神経回路デフォルト・モード・ネットワークと言います。

実はボーッとしているときは、脳は休んでいるのではなくて、しっかり働いています。
脳の血流量はフル回転時の60~80%程度に上がっています。
計算等をするときは、5%程度増えるに対してですから、凄い量です。

 

この時、一般動物の場合、脳の働きは単純なので、いろいろ思い悩んだりしません。

しかし、人間の場合、ただ過去を振り返るだけでなく、不安や怖れが湧き上がり、
それが、余計な悩みを引き起こし、あれは嫌だったな、未来に同じことが起きたらどうしよう
と、いろいろ思い悩みます。

そこで、脳の血流量は更に増え、脳がフル回転に近くなり、脳が疲弊してしまい、
たくさん寝たのにまだ眠いと感じ、やがては、うつ病等の脳の病気が発生します。

 

催眠療法や瞑想法を続けていくと、
雑念を抑える練習ができるので、ボーッとしているときにネガティブなことが浮かんできても、そこから意識をそらすことが出来、本来の目的に意識を集中できるようになるので、
脳の疲弊を防ぎ集中力アップができます。

 

 

 

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