「デキる経営者が陥る子育てのワナ」
■「瞑想と催眠療法」■
270号「デキる経営者が陥る子育てのワナ」
2013年3月31日発行
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デキる経営者やビジネスマンが陥りやすい子育てのワナについてお伝えしましょう。
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■Aさんの悩み
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Aさん(35歳女性)は、結婚運が良くありません。
容姿や学歴、そして、従事している仕事や仕事の能力は、申し分ありませんでした。
しかし、恋愛は長続きしません。
やっとの思いで結婚し、子供も儲けたのですが、夫婦不仲です。
子供が幼稚園に上がる頃には、離婚してしまいました。
Aさんは、実家に戻りました。
子供は、お婆ちゃんに預け、仕事を始めました。
Aさんの父親Pは、中小企業の会社経営者で、業界では名が通っています。
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■催眠前の話
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Aさんに、通常の意識状態で、両親のことを聞くと、
子供の頃は、欲しい物は何でも買ってくれて、習い事もたくさんさせてくれて、
とっても良い両親でした。
父は、とても優しく、怒られたことはありません。大好きです。
母は、家事をきちんとこなす、良妻賢母です。
特に、幼児期に心配有りません。
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■催眠療法で分かること
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ところが、催眠状態になると
お父さんは、
朝早く会社に行って、夜は私が寝てから帰ってくる。
お休みの日もほとんど家にいない。
お父さんにお話があるときは、お母さんを通じて言ってもらう。
お話をしようとすると、なんだか怖い感じがする。
3歳以下を覗いてみると
おひげジョリジョリで痛いけど、本当はもっとギューっとして欲しかった。
お話をたくさん聞いて欲しかった。お母さんと仲良くして欲しかった。
お母さんは、
幼稚園に迎えに来るのはいつも一番最後。
近所のCちゃんとCちゃんのお母さんと、3人で帰ることもよくあった。
Cちゃん家みたいにお母さんが、いつもお家にいると良いなぁ。
お家に帰っても、お母さんはご飯の支度とか、お掃除お洗濯で忙しい。
私は、一人でテレビを見たり、本を見たりしている。
夜中、目が覚めると、お父さんとお母さんの怒鳴り声が聞こえていた。
怖くてなかなか眠れなかった。
3歳以下を覗いてみると
いつも側にいて、抱っこして、おっぱいを吸わして、ニコニコしていて欲しかった。
一緒に寝て欲しかった。たくさん褒めて欲しかった。
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■両親との関わり合い
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Aさんの父親Pは、トップセールスマンで、結婚後、脱サラして、起業しました。
母親Mは、Pの部下で、Pの仕事ぶりに憧れて結婚、Pの起業を手伝いました。
二人の間に、子供のAさんができても、専業主婦にならず、生後半年のAさんを
車で20分の所に住む祖父母に、朝預け、夜引き取り、Pの仕事を手伝い続けました。
母親Mは、仕事が軌道に乗る毎に、次第に仕事の量を減らしていき、
Aさんが幼稚園入園時に、祖父母に預けなくなりました。でも、母親Mは、相変わらず、大忙しの毎日でした。
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■幼児期について
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私たちの性格は、小学校を卒業するくらいに固まり、その後大きな変化はありません。
核の部分は3歳までに作られます。
Aさんは、3歳までの間、お爺ちゃんお婆ちゃんに甘やかし放題で育てられ、
公園デビューもなく、お婆ちゃんと家の周りで、遊んでいました。
お婆ちゃんが疲れると、家の中で、一人遊びです。
おもちゃや絵本、服やビデオは、両親や祖父母からたくさん買ってもらっていました。
幼稚園に入っても、入る前に遊んでいた子は誰もいず、初めて会う子ばかり。
幼稚園の同い年の子供と遊ぶ方法が分からず、孤立していました。
幼稚園はお弁当だったので、問題はなかったのですが、小学校で給食が始まり、
好き嫌いが激しいAさんは、食べ切るまで遊びに行けず、一人、教室で苦しみました。
お婆ちゃん子で、あまり活発に運動しなかったので、運動音痴です。
お友達もあまりできず、いじめに遭っていました。
昔からお母さんが忙しく、話をあまり聞いてもらえなかったので、いじめられていても
お母さんにも、先生にも、お友達にも、相談できませんでした。
Aさんの両親は、最初は、お金のことで夫婦喧嘩をしていました。
やがて、事業が軌道に乗ってくると、父親Pの浮気のことで喧嘩していました。
お母さんが、Aさんを連れて、プチ家出をすることもありました。
Aさんは、不安でした。
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■可哀想なAさん
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お友達と遊ぶより、一人で本を読んでいる方が好きになり、成績が良くなりました。
成績が良く、大人しいので、親も先生も、Aさんには何も問題がないと思っていました。
Aさんは、感情のコントロールが苦手になり、
やがて軽い境界性パーソナリティー障害になっていきました。
大人になっても人間関係が苦手で、恋愛をしても長く続きません。
軽い境界性パーソナリティー障害なので、ちょっとした恋人の言動に、
見捨てられたように感じ、傷つき、急に怒り出します。
でも、恋人は、なぜAさんが怒るのか分かりません。
Aさんが結婚した相手は、お父さんによく似た仕事熱心な人です。
子供ができても、育児を全く手伝ってもらえず、夫に見捨てられたように感じ、
不安になり、怒りが抑えられなくなり、夫婦喧嘩が多くなりました。
一晩中泣いていることもありました。
それに嫌気をさした夫が浮気をするようになって、やがて離婚です。
医療機関からの発表では、世の中の50人に一人が、境界性パーソナリティー障害です。
Aさん程度の症状の軽い人は、数知れずいて、辛い人生を余儀なくされています。
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■催眠療法を受けよう
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Aさんは、症状が軽かったので、催眠療法を受けて、なぜ自分がすぐに不安になり、怒り出すのかが分かり、
自己催眠を続けて、感情のコントロールもできるようになりました。
両親が起業の忙しさのために、Aさんの心に十分な愛情を注げなかったために、
Aさんの不幸が始まったのです。
親としては、たくさんお金を稼いで、衣食住を豊かにしてあげたいと思います。
しかし、子供としては、性格の核の部分が作られる3歳以下の時には、
一緒にいてくれる両親の愛情が大切なのです。
それは、お金のかかるものではありません。
一緒にいて、抱っこして、母乳を飲まして、話を聞いてもらえる事が大切なのです。
催眠療法を受けると、この3歳以下の愛情が、いかに大切か実感できます。
これが実感でき、心を癒やせると、人生が好転します。
3才以下の心の内を十分に探れ、自己催眠の長期アフターサポートがあるところは、
ラディアンス以外にはありません。
デキる経営者やビジネスマンには、是非体験して欲しいのが、この催眠療法です。
催眠療法の説明ページです。
https://www.radiance.gr.jp/hypno/
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ラディアンス
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