心に病を持つ方からの攻撃から身を守る
■「瞑想と催眠療法」■314号
「心に病を持つ方からの攻撃から身を守る」
2013年8月19日発行
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先日瞑想セミナーを開きました。とても充実した内容でした。
その時、参加者の方から、人間関係についての相談がありました。
よく聞いていくと、その方の悩みは、実は、心の病を持った方との人間関係の悩みでした。
そして、同じような悩みはないか、他の方にも聞いたところ、参加者の半数の方が、同じような体験をなさっていました。
実は、私もセラピストになる前、同じような体験をし、悩んだことがあります。
そこで、私は、その心の病に対して、かなり詳しいです。
原因が分かると解決の方向に向かいます。
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■境界性パーソナリティ障害
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その心の病は、境界性パーソナリティ障害と言い、とても怖ろしい病です。
でも、この心の病にかかっている人は、決して悪人ではなく、被害者ですから、邪険にせず、見守ってあげてください。
セミナー参加者の半数の方が被害に遭っていたというのは、それもそのはず、境界性パーソナリティ障害の方の数は、約50人に一人とかなりたくさんいるのです。
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■症状を知る
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境界性パーソナリティ障害の方(Aさんとします)は、普段はとても優しい良い人なのですが、発作が起こると、突然烈火のように怒り出します。
その怒りは、暫く続き、発作が収まると、またとても優しい良い人に戻ります。
あまり親しくない人(Bさん)に対しては発作が起こりません。
その人(Aさん)から信頼を得れば得るほど、親しくなればなるほど、発作が起こりやすくなります。
でも、怒られた人(Cさん)には、なぜその人が突然怒りだしたのか、理由は全く分かりません。
そこで、自分(Cさん)が何か悪いことをAさんにしたのではないかと誠心誠意気を遣います。
やがて発作が治まると、Aさんはとても良い人になるので、Cさんは悩み、自分を責めす。
Cさんは、心の病を持つAさんが、怒らないようにと気を使うので、より親密になります。
すると、Aさんの発作は治まる方向に向かうのではなくて、Aさんの発作はより頻発します。
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■原因を知る
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境界性パーソナリティ障害になる原因は多くありますが、その中の1つに、幼児期の両親からの愛情不足があります。
でも、その両親が悪いのではなくて、その両親もまた、そのまた両親からの愛情不足で、被害者です。
境界性パーソナリティ障害のことを、見捨てられ症候群とも呼びます。
幼児期に見捨てられてしまうのではないかという恐怖の中に長い間置かれた場合、発症する場合があります。
でも、親は、育児放棄をしているわけではありません。親なりにとてもAさんを可愛がっています。
でも、その親が幼児期に、そのまた親からの本当の愛情を受け取れなかったのです。
そこで、子供(Aさん)は必要な、十分な愛情を与えられず、Aさんは、やがて、境界性パーソナリティ障害になるのです。
そして、大人になって親密になったCさんが、ほんの些細なことでも、Aさんの期待を裏切ると、Aさんは、自分がまた見捨てられるのかという恐怖のどん底に落ち、その恐怖への対処として烈火の如く怒り出すのです。
しかし、CさんはAさんに何か悪いことをしたとは気づけません。
他人から見ても、決して怒る程の内容ではありません。
Aさんの中に特別な思いがあるのです。
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■心の病でないCさんの問題解決方法
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1,上記の症状や原因をしっかり知り、
Cさんとしては、自分を責め、悩まないことです。
境界性パーソナリティ障害のAさんも被害者、Cさんも被害者で、悪者ではありません。
2,催眠療法を受ける
殆ど全ての人と言っても良い程、私達には幼児期に出来た心の傷があります。
その傷が癒えてないと、Aさんの発作時にCさんは心の傷がえぐられるように痛みます。
催眠療法を受け、幼児期の心の傷を癒してしまえば、より適切にAさんと接することが出来るようになります。
さらに、Cさん自身を心の病から守れるだけでなく、Cさんの子供も心の病から守れます。
3,本当に大切なこと
これは、メルマガでは書き切れないことなので催眠療法を受けに来て聞いて下さい。とても大切なことがあります。
Cさんのような悩みを持つ方は多く催眠療法を受けに入らしています。
脳が発達した人間には、他にも実に多くの心の病が有ります。
そして、その心の病を持った方と接したことで、悩みを抱えてしまった方が多くいます。
一人で悩まないで下さい。
催眠療法を受けると、どんどん解決し、とても晴れ晴れとした人生を送れます。
催眠療法詳細説明
https://www.radiance.gr.jp/service/hypnosis/
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■心の病を持っているAさんの解決方法
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境界性パーソナリティ障害は、かなりの信頼感を持ち、親密になった人との間に発作が起き易いものです。
ラディアンスの催眠療法の場合は、セラピストが朝から晩まで、一対一で親身になって催眠誘導を行います。
そこで、Aさんが催眠療法を受けていると、大いに信頼を寄せて頂けますので、ちょっとした拍子に発作が起こる場合があります。
そこで、境界性パーソナリティ障害のAさんには、催眠療法は相応しくありません
瞑想セミナーの場合は、先生1に対して、生徒が多数で、全ての人に平等に接しますので、先生への依存度が高まらないので、発作は起こりにくくなっています。
瞑想セミナーには、重症の方は他の生徒さんに迷惑がかかりますので、申し訳ないのですが、お断りしています。
軽症の方には、瞑想セミナーを受けて頂きますと、発作の回数が減って、感情のコントロールが楽になるとかなり評判が良いです。
ただし、瞑想法は医療的な治療法とは異なります。
瞑想セミナー
https://www.radiance.gr.jp/light/
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発行者:
ラディアンス
代表 山崎靖夫 & 靖子
〒112-0005
東京都文京区水道2-12-2
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