心の病(精神病)の症状と対処方法
■「瞑想と催眠療法」■315号
「 心の病(精神病)の症状と対処方法」
2013年8月23日発行
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2010年あたりの、アジア、アメリカ、ヨーロッパ等、日本に入国している外国人の数は約1千万人なのだそうです。
日本人の数が約1億3千万人。
すると、日本にいる人の約14人に一人が外国人という割合です。
街角でかなり多くの外国人を見かけます。
これに対して、心の病を持つ方の割合は
約10人に一人が、心身症、
約30人に一人が、うつ病、
約50人に一人が、境界性パーソナリティ障害、
約100人に一人が、統合失調症です。
心に病をもった方はかなり多いですね。心の病にかかると、とても辛いものです。
心に病をもった方から、催眠や瞑想を受けられるかの問い合わせが多くあります。
今回は、その質問にお答えしましょう。
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■心身症の方には
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心身症は、身体が病気になるような事はしていないのに、心の問題が原因で、身体が病気になるものです。
そこで、医療機関にかかっても、心の病の薬の処方はしないので、なかなか治りません。
10人に一人の割合です。かなり多いですね。
次のような疾患は、心身症である場合が多いそうです。
過敏性腸症候群、神経性胃炎、月経不順、偏頭痛、ED、等、・・・。
心身症は、催眠や瞑想によって、心の奥底に詰まっているものをとり、ストレスを感じにくくすると楽になります。
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■ウツ病の方には
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ウツ病は、心の病と言うよりも、ストレスで脳の中の細胞が疲弊し、脳細胞間の情報伝達が上手くいかなくなった脳の組織の病気です。
30人に一人の割合です。かなり多いですね。
3人に一人が一生のうちにウツ的症状を経験するそうです。
その期間が長く、重篤になったものがウツ病です。
これまで経験した辛い気持ちのうちの、最も辛い状態がずーっと続きます。
自殺願望を持つのですが、ウツ病にかかると自殺する程の元気も無くなります。
ウツ病の方が、催眠や瞑想を受けると元気になりますが、その元気が自殺をする元気になってしまいます。
そこで、現在ウツ病の方には催眠や瞑想は適しません。
しかし、うつ病になった方の社会復帰の時に、再発防止ためとか、
健康な方がウツにならないようにする予防のためとかの心のケアには、催眠や瞑想は最適です。
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■境界性パーソナリティ障害の方には
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境界性パーソナリティ障害の事を「見捨てられ症候群」とも言います。
50人に一人の割合です。かなり多いですね。
幼児期に親から見捨てられる=死の恐怖ですよね。
極度に愛情不足な幼児期を過ごした人に多く見られる心の病です。
でも、本人は、それが普通だと勘違いし、 なかなか気付きません。
原因には様々ありますが、父親不在、ネグレクト的または支配的、過干渉で、共感的でない養育をされると発症しやすいものです。
親密な人や信頼をおいていた人から、ちょっとでも見捨てられたような態度をられると怒りの発作が起こります。
そうなんです。 急に怒り出します。
でも、それは心の病なのです。
通常の人なら何とも感じない様な些細なことでも、この病の方には、自分の生死の問題のような一大事に感じます。
催眠療法はセラピストが一対一で長時間かかわります。
すると、境界性パーソナリティ障害の方にとって、セラピストが親密で信頼の置ける人になりますので、催眠療法は不向きです。
瞑想法は、ティーチャーは多くの受講者に平等に接します。
そこで、発作が起こる程の親密性や信頼感が発生しません。
重症の人には瞑想は不向きですが、
軽症の人の場合は瞑想により、発作の数が減っていきます。
境界性パーソナリティ障害の方の周りにいる家族や友人・知人は、境界性パーソナリティ障害の方から大きな被害を受け、大きなストレスを被っているのが通常です。
やがて、周りの方も心の病に陥っていくのが世の常なのです。
そこで、転ばぬ先の杖として、周りの方は、早めに催眠療法や瞑想法を受けて、そのストレスを解消しましょう。
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■統合失調症の方には
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脳の中の細胞が正常に働かなくなり、幻覚、幻聴、妄想が特徴的な症状です。
発病メカニズムは未だ不明なのだそうですが、素因が2/3、環境が1/3です。
催眠や瞑想の意識状態になると、幻覚や幻聴、妄想等が激しくなるので、不向きです。
しかし、世の中には、「カリスマ○○」 と言う方がいます。
普通の人とは発想が、ちょっと違っていて、何かで大当たりしているのですが、人間関係がちょっと不得意なのです。
軽症な統合失調症です。
カリスマ経営者に多いですね。
軽症な「カリスマ○○」の方は、催眠や瞑想により、人間関係が上手くいくようになります。
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■催眠療法と瞑想法の目的
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重要なことは、
催眠療法や瞑想法は、心の病の治療手段としては、相応しくありません。
催眠療法や瞑想法は、心の病の予防には非常に役立ちます。
催眠療法や瞑想法は、
健康な心の方が、 生きがいに満ちた、より良い人生を謳歌するために作られています。
集中力、閃き力、洞察力、想像力等の能力が増し、芸術性も高まります。
ストレスが減り、交感神経と副交感神経のバランスがとれるようになりますので、様々な病気の予防や改善が可能です。
免疫力や自然治癒力も増し、ガンや感染症の予防や改善にも役立ちます。
ラディアンスには、医師の方も催眠療法や瞑想セミナーを受けにいらっしゃいます。
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■まとめ
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毎日30分、リラックスする時間をとると心の病にかかりにくいと言われています。
しかし、現代人は忙しく、なかなかその時間をとり難いものです。
そして、時間がとれたとしても、何をして良いか分かりません。
そこで、
催眠療法を受けると、自宅で自己催眠を続けられるよう、自己催眠用の音声ファイルとテキストをお渡ししています。
瞑想法を受けると、自宅で瞑想ができるようライブ誘導音声をお渡ししています。
これらを使って、リラックスの時間を過ごしていくと、とても爽快になります。
この身体で一度だけの人生。催眠と瞑想を役立てて下さい。
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発行者:
ラディアンス
代表 山崎靖夫&靖子
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