前世というのは、本当にあるのでしょうか?今一つ実感が持てないのです。
前世が本当にあるか否か、それは現代科学では分かっていません。
ですから、催眠療法を受けていない人が実感がもてなくて、当然です。
前世療法を受けると、それも回を重ねれば重ねる程、前世の様子が臨場感豊に感じられるようになります。
科学的観点から
昔、ガリレオが、他の人より先んじて、天文学の研究をしていました。
多くの人は、天文学など分かりませんでした。
そこで、ガリレオが地動説を説いたときに、大反発をされたのです。
でも、今は、地動説が間違っているなどという人は、一人もいません。
それは、科学が進歩して、多くの人が地動説が正しいと確かめたからです。
現在はまだ、タイムマシンができていません。
魂の存在も、証明されていません。
つまり、前世が本当にあるかどうか、確かめられる程、現代科学が進歩していないのです。
前世の実感は、もっと科学が進歩しないと、得ることは不可能です。
もし、タイムマシンができたらどうでしょう。
前世療法をして自分の前世が分かったら、その時代のその場所の自分自身のところにタイムマシンに乗って行って観察し、前世療法で得た情報と同じなら、前世が本当だろうと言うことが分かります。
そして、魂の存在や、輪廻転生の事実が解明されたら、本当に前世がある事が分かります。
心理学的観点から
日本にユング心理学を紹介した京都大学の心理学の名誉教授であり、文部科学省の文化庁の長官であった河合隼雄氏は、前世のことをこう述べています。
潜在意識の中に複数ある「人格」の一つを催眠中に意識の中に表出させるものが前世療法である。
私達に潜在意識化には、多くの人格のデーターが格納されています。
今世にまつわるもの、前世1,前世2・・・にまつわるもの。
それらが全部合わさって、今の自分の性格を作っています。
今世にまつわる人格の様子を知るのが、年齢退行療法、その他の人格の様子を知ることができるのが前世療法です。
そこで、能力開発や、性格改善には、年齢退行療法も、前世療法も必須です。
実際に受けてみると、回数を重ねれば重ねる程、鮮明に臨場感豊かに体験できるようになります。
生まれ変わりの可能性から
生まれ変わりについては、 YouTubeに面白い関連動画 が掲載されています。
http://youtu.be/OnoaSYt53-A
また、仏教国では、輪廻転生は、当たり前の様に思われています。
現在のチベットの指導者のダライラマ14世は、ダライラマ13世の生まれ変わりと言うことで、チベット国民に、信望されています。
生まれ変わりを信じて指導者を決める風習は、チベットでは500年くらい続いているそうです。
下記は、生まれ変わりについて書かれた本です。
前世を記憶する子どもたち
著者:イアン・スティーヴンソン 著
出版社:日本教文社
90年 2月発行 548頁 2900円
前世を記憶する20人の子供
著者:イアン・スティーヴンソン 編
出版社:叢文社
80年 8月発行 715頁 2300円
結論
前世療法で、前世を体験しても、それが本当かどうかを科学的に実証する手段は、現在はありません。
では、前世は非科学的かというと、非科学的でもありません。
その有無を実証することができるほど、まだ科学が進んでいないと言うことなのです。
人間の脳や意識の仕組みも、近年分かり始めたばかりです。
前世療法をしたらどんなメリットがあるでしょうか。
前世療法を受けた方はたくさんいます。ラディアンスでも、約20年の歴史があります。
前世が本当にあるかどうか分からなくても、前世療法で得た様々な気付きや、情報を、今世の自分自身と照らし合わせると、今世の自分自身の性格や、能力、人間関係が、なぜ現在のようになっているかが分かります。
そして、その情報を活かし自己改善をしようと努力をすると、様々な問題が解決して、楽しい人生が送れると言うことは、事実です。
ラディアンスの催眠の感想のページを見るとよく分かります。
結論は、現代科学では前世の真偽を議論するのは時期尚早ですが、前世療法で得た情報を日常に活かすことにより、自分の人生の役に立つことは確かである、ということです。